【SDGsウォッシュの実態】SDGsに真剣に取り組んでいないのに取り組んでいるフリをする

オカルト
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SDGsウォッシュとは、1980年代に欧米を中心に使われていた、うわべだけ環境に配慮していると見せかけた企業を批判するという意味だ。要するに「SDGsに真剣に取り組んでいないのに取り組んでいるフリをする」ということ。

たとえばホピの予言という北米先住民「ホピ族」に伝わる予言から現代人 に対する警告を描いたドキュメンタリー映画がある。ホピの住む村は、決して掘り起こしてはならないとされている、原発の材料に使われるウラン鉱がふんだんにとれる村だ。

そのウラン採掘のために、ホピ族は政府にその村を追い出され、放射能まみれにされた。
そのくせ政府は、SDGsなどと国民に対し環境問題などの改善を押し付けている。

それこそウォッシュと言っても他ならない。
今回はそのSDGsウォッシュとはなにか、具体的な例とSDGsの矛盾をご紹介しよう。

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SDGsウォッシュとは

SDGsウォッシュとは、実態が伴わないのにSDGsに取り組んでいるように見せかけることを指す言葉である。

ウォッシュとは、1980年代に欧米を中心に使われていた、うわべだけ環境に配慮していると見せかけた企業を批判する「greenwash(グリーンウォッシュ)」という造語から来ている。

SDGsの矛盾

地球温暖化のプロパガンダ

そもそも地球温暖化はプロパガンダである。
気候変動というのは産業革命の産物であるわけだが、新しい時代が来たのだ。

4度気温上昇のケースでさえ、GDPの5%程度。
たとえ極端な温暖化が進んだとしても100年後の人類は今より豊かなのである。

よって、地球温暖化で世界が滅亡するというのは極端な人たちだけが言っているだけだ。

紙のリサイクル

私の会社もSDGsを推進しているが、実際業務で紙を大量に使っている。
最近では一部データ化になったが、まだまだ紙の利用は絶えない。

会社のトイレットペーパーがちょっと硬すぎてふくときに痛いのだが、おそらく再生紙を使っているのだろう。

エコでリサイクルすればいいという問題ではない、そのリサイクルをするためだって人件費やCO2が出ているのは事実。

プラスチックの削減

令和2年7月1日より、全国でプラスチック製買物袋の有料化が始まった。増税に加えて袋まで有料化なんてちゃんちゃらおかしな話だ。

ちなみにお店によってもレジ袋の値段が違うというから驚きだ。
ちょっと気になったのでレジ袋の値段をお店ごとに調べてみた。

コンビニエンスストアレジ袋のサイズと価格(税込み)環境配慮
セブンイレブン小・中・大・お弁当用:3円 特大サイズ:5円
ファミリーマート1枚3円バイオマス素材を30%配合の予定(7月1日以降)
ローソンS・L・お弁当用:3円植物由来の素材を30%配合の予定(7月1日以降)
ミニストップ中・大・弁当サイズ:2円7月1日以降有料化義務化、6月1日より有料化開始
特大サイズ:4円
NewDays、NewDays KIOSK、KIOSK2円バイオマス素材配合の予定(7月1日以降)

有料化したところで、生産量を減らさなければレジ袋が減るとは限らない。

レジ袋の有料化やら、ストローを紙に変えるといったプラスチック削減の動きもあるが、逆にレジ袋を増やしたらゴミが増える。

ホームレスの人たちが実はレジ袋に用を足しており、それをぶちまけるようになったために環境が悪化という話もある。

そもそも全体のプラスチックごみの2%に過ぎないわけだ。
それにそれだけの税金をかけて、何の検証もしていないのに何の効果があるのか。

日本でレジ袋を減らしたところで、海洋汚染はどのぐらい減るのかというと、ほぼ減らないわけだ。
というか日本はビニール袋を海に投げ捨てたりはしない。

ビニール袋の約8割は東南アジアからといわれ、東南アジアから出てくる5割のゴミは中国である。
よって、それらの国がビニール袋を海に投げるというのをやめない限り、日本でレジ袋を減らしたところで海洋汚染は治らないというわけだ。

二酸化炭素問題

二酸化炭素は石炭で発電している国が出している。
日本も今は石炭で発電しているが、一番大きい国は中国なのだ。

その国が石炭をガンガンに炊いて二酸化炭素を出し、黄砂と一緒にPM2.5などを世界中にばら撒いている。

その対策として、なぜか日本人がビニール袋を減らそう!なんていう馬鹿げた政策になっている。
ビニール袋なんてちっぽけなことを言っていないで、まずは中国を規制するべきではないか。

だが、中国を規制した場合、中国から安く輸入できなくなったり、大量に入荷ができなくなるため中国には何も言えないのが現状である。

EV(電気自動車)普及の闇

ルウェーはEV普及率が世界一で、2022年3月ではBEV販売率が86%にまでなっている。
ノルウェーは豪雪ではないが、非常に寒い国なので、エンジンオイルが固まらないよう普通のエンジン車にブロックヒーターというヒーターがついている。

それを充電するために、各家庭の駐車場や公共の駐車場には必ず電源がある。
そのため、EV化になってもそのような行動が普通になっているためハードルが低かった。

EVには道路関連税を免除したり、駐車料金や高速料金を割り引いたり、バレスレーンの通行を許可したりとメリットがいくつかあるためEV先進国となった。

しかし、ノルウェー国内で1tのCO2を減らすために国外でのCO2排出量を40tも増加させており、脱炭素になるどころかさらに増えているという実態がある。

よって、EVを導入すればするほどCO2を何十倍も排出させるという矛盾した状況になっているのだ。

強制労働問題

リサイクル素材で作られているとうたっている洋服やその他の製品は、実は東南アジアの自社工場で雇っており、現地の従業員は低賃金で働かせているという実態もある。

さらにウイグル自治区でウイグル人が強制収容所において強制労働(無報酬)させられているという。それは太陽光発電製品もその強制労働で作っているのではという噂もある。

まとめ

今回ご紹介したSDGsは、2030年までの目標とあるがそのとき地球がどうなっているか誰にもわからない。

「続かない世界に変革するための目標」というのは、このSDGsの目標を達成しないと続かない方向に向かう方向になる、というのを暗示しているのではないかと思った。

とにかく、一人一人がそういった環境に配慮することも大事だが、世界や企業全体がまずは本気で取り組まないことには1%の改善も期待できないので個人的には達成はできない気がする。

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